
プレゼンターを務めた吉岡氏と並ぶ和田(左)
「第20回吉岡稔真カップ争奪戦×CTC杯」は30日、12Rで決勝戦が行われ、単騎戦の和田圭(40=宮城)がゴール前で外を強襲。4月の伊東FⅠ以来、今年3度目のVを飾った。師匠の冠レース2度目の優勝を狙った小川勇介、岩谷拓磨は惜しくも2、3着だった。
単騎で冷静に集中した
圧巻の走りを見せてきた町田と阿部―岩谷―小川で結束した吉岡稔真氏のまな弟子トリオの攻防が注目された決勝戦。阿部の突っ張り先行で岩谷が番手捲りを打ち、インを突いた小川のVが目前だったが、それを阻んだのが和田だった。
「優勝しちゃったなって感じ。脚のつけ根にできものができて、サドルを替えなきゃいけなかった。痛みはなかったけど、指定練習ではしっくり来なかった。行けそうな感覚とかなかったんですけど…」
オールスターが3走で終わり、今回は自転車を替えての戦い。初日、決勝と単騎だったが「冷静に、集中して走れた」と振り返る。
「来る前が競輪祭出場のボーダーだったみたいで。どうなのかな。小倉は本当に相性がいいんです」
3度目の当地FⅠ優勝。昨年、一緒に大会入りした後輩が驚きのVを飾った競輪祭に戻ってこれそうだ。
「北日本も若い選手が出てきているし、しっかり練習して頑張っていきたい」
次走は武雄FⅠ。15年前にS級初Vを飾った地で、今回の勢いを見せつける。
◇和田 圭(わだ・けい)1986年(昭61)2月6日生まれ、宮城県出身の40歳。92期生として2007年7月に取手でプロデビュー。通算成績は1681走361勝。53回目のV(うちGⅢ1V)で小倉では17年3月以来、3度目のV。1㍍71、75㌔。血液型O。


